こんにちは。WhaTap Labsのフロントエンド開発者である、カンスヨンです。
WhaTap Monitoringサービスでプロジェクトを管理できるグループ体系であるグループの上位グループ「組織」が新たに追加されました。そしてグループ、プロジェクトの権限体系も改編になりました。従来と比べてどんな点が変わったのか、使い方について簡単にご紹介します。
WhaTapのプロジェクト、グループのメンバー権限体系が改編されました。改編された体系によって、既存の画面を新規体制に移行する作業をすることになりました。既存のSuper Admin、Admin、Userで構成されたシステムがどのように変わったのかを見てみましょう。
WhaTap Monitoringプロジェクトは、モニタリング単位で最も基本的な階層です。プロジェクト単位でモニタリング単位を区別するとともに、テナント権限も管理されます。
グループは、2つ以上のプロジェクトを結ぶ単位です。複数のプロジェクトを管理するときにグループを活用すると便利です。
まず、プロジェクト、グループを管理する上で、**権限がなぜ必要なのでしょうか?**その理由から見てみましょう。
1.プロジェクト、グループのユーザーに特定の権限(e.g.修正権限)を付与します。
これらの権限スキームは、一般的に **Identity and Access Management(IAM)またはRole-based access control(RBAC)**とも呼ばれます。権限制御システムを介してメンバーに権限を付与し、そのメンバーへのサービスのアクセスを制御することです。
WhaTapで既存に使用していた権限は、3種類**(Super Admin, Admin, User)**で行われました。
権限の機能は次のとおりです。権限を受けたユーザーが行使できる機能は限られていました。権限別に行使できる機能が縛られていたので、細心のコントロールが難しかったからです。
再編成された権限システムでは、Super Admin、Admin、Userごとに縛られていた機能が個別の権限に分離されました。これにより、ユーザーに各プロジェクト、グループごとに細心の注意を払うことができます。
💡 WhaTap Monitoringサービスでは、グループと組織を使用して複数のプロジェクトを簡単に管理できます。
既存の階層では、プロジェクトが2つ以上であっても管理するのは面倒でした。
各プロジェクトにユーザーを追加したり権限を付与したりするにはどうすればよいですか? この場合、2つのプロジェクトを1つのグループにまとめ、グループとしてユーザーを管理できます。1人のユーザーが1つのグループで複数のプロジェクトを所有できます。
プロジェクトユーザーはグループユーザーの権限を継承します。グループに属するユーザーは、グループ内のすべてのプロジェクトをモニタリングできます。プロジェクトのみが許可されているユーザーであれば、グループの有無にかかわらずそのプロジェクトのみをモニタリングできます。
グループA、B、Cを結ぶことができる組織が新しく追加されました。
組織は、グループを結ぶことができる親グループです。ほとんどの状況では、プロジェクトとグループだけで十分です。ただし、親から複数のグループを制御する必要がある場合は、組織を試すことができます。
運用管理サービスを専門とする企業であれば、複数の企業がグループとして存在します。グループ、プロジェクトの数がとても多いかもしれません。この場合、グループの概念だけでは十分ではありません。グループを統合して管理できるもう1つの概念が必要です。 組織の概念を活用してください。
プロフェッショナルな運用管理サービス企業は、親から複数のサブグループを1つの組織にまとめて管理できます。各グループメンバーに権限を与えてください。権限を持つメンバーは独立してグループを管理できます。
新しい権限システムを適用できるように画面が再編成されました。 再編成された画面と各画面にどのように権限を適用できるかを説明します。
組織、グループ、プロジェクト別のメンバーリストページが追加されました。各ページ固有の使用法は同じです。プロジェクトメンバーリストページを例として紹介します。
プロジェクトを最初に選択します。
1.グループ情報パネルでグループ名、説明を変更できます。
2.グループ管理パネルでプロジェクトを追加または削除できます。
a. 左パネルで、プロジェクトを追加するグループを選択します。次に、右側のパネルでプロジ ェクトを選択し、矢印アイコンを押してプロジェクトを移動します。(グループにプロジェクト を追加)
b. 左パネルから削除するプロジェクトを選択し、右パネルに移動します。(グループからプロジ ェクトを削除)
**[管理]>[アカウント情報]**で通知の受信レベル、時間、方法を設定できます。設定した通知受信は、私のすべての通知受信にデフォルトで適用され、上書きできます。
ご紹介した内容に加え、詳細な組織単位機能と権限継承の設定方法は、WhaTap技術文書で確認できます。
WhaTap Monitoring サービスのグループ体系とグループ、プロジェクトメンバーの権限体系が既存と比較してどのように変わったのかを調べました。WhaTap Labsは今後もより便利にサービスをご利用いただけますよう努めてまいります。ありがとうございました。